2003年の12月で退会した真衣ちゃん。
とっても無口で大人しい子でしたが、早くバスになれてもらおうと根気強く話しかけて
そしていつの頃からか、お母さんが迎えに来ても「バスで帰る」と言うくらい
1号車を好きになってくれました。

ほとんどこの時間は乗る子がいなくて真衣ちゃんの貸し切りバス状態でした。
1号車が迎えに行くのをいつもうちの窓から待ち遠しそうに見ていて
バスが近づくとニコニコしながら乗ってきてた、お下げ髪のかわいい笑顔が
今でも僕の瞼に焼き付いています。

1号車に乗る最後の日に「今までありがとう。これ、今までのお礼」といって
プレゼントと共に入っていた真衣ちゃんの手紙。
これを見た時には泣けて涙が止まりませんでした。
(思い入れが強かった分、つらかった)
真衣ちゃんの心のこもった手紙は
この仕事を続けている僕の大きな支えのひとつになってます。
バスケットボール、頑張ってるかなぁ・・・。



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